「禅語」には、悲しみや苦しみをやわらげ、ひとが幸せに生きるための考え方と、本来の自分に出会うための秘訣が凝縮されている。執着心や欲望などの負の感情から解き放たれ、穏やかな人生を送るために必要な禅の思想を、現代に生きる人たちに向けてわかりやすく説く。
目次
第1章 心について(「我を忘れてそのものになりきる」遊戯三昧
「功徳を求めなければ清々しく生きられる」無功徳 ほか)
第2章 人間について(「阿吽の呼吸」南山打鼓 北山舞
「相手を思い優しい言葉をかける」愛語 ほか)
第3章 時間について(「今日この日を精一杯生きる」日日是好日
「今を生きる」而今 ほか)
第4章 変化について(「無心で物事に向かえば好機は来る」白雲自去来
「雲のごとく、水のごとく」行雲流水 ほか)
第5章 人生について(「人には誰にでも真実の人間性が宿っている」一無位真人
「目に触れるものそのままが悟りの風光」体露金風 ほか)
著者紹介
枡野 俊明 (マスノ シュンミョウ)
1953年神奈川県生まれ。曹洞宗徳雄山建功寺住職、庭園デザイナー、多摩美術大学環境デザイン学科教授。玉川大学農学部卒業後、大本山總持寺で修行。「禅の庭」の創作活動によって国内外から高い評価を得る。芸術選奨文部大臣新人賞を庭園デザイナーとして初受賞。ドイツ連邦共和国功労勲章功労十字小綬章を受章。2006年『ニューズウィーク』日本版にて、「世界が尊敬する日本人100人」に選出される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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