般若心経から阿弥陀経、宮沢賢治の「雨ニモマケズ」まで、心安らぐ71篇。疲れた時、淋しい時、泣きたい時、そして幸せな時―人生の折々に、心に染みわたる美しい言葉の数々。有名なお経をはじめ、高僧たちが残した言葉、私たちの祖先が伝えてきた詩歌などを選りすぐり、読み解く、寂聴師が精撰したお経、新装・改版。
目次
仏に帰依する誓い―「三帰依文」
仏前でまずあげるお経―『懴悔文』
子供が欲しい時―『観音経』
相手を思いやる想像力―宮沢賢治「雨ニモマケズ」
気分が落ち込んだ時には―『観音経』
幸福の海に浮かぶような気分に―『観音経』
仏を歌う平安の流行歌―『梁塵秘抄』
極楽の花の香りにつつまれる―『阿弥陀経』
一番美しい祈りの姿勢―『観音経』
仏教の極意とは―弘法大師空海〔ほか〕
著者紹介
瀬戸内 寂聴 (セトウチ ジャクチョウ)
1922年、徳島県生まれ。東京女子大学卒業。63年「夏の終り」で女流文学賞受賞。73年、中尊寺にて得度。92年『花に問え』で谷崎潤一郎賞、96年『白道』で芸術選奨文部大臣賞、2001年『場所』で野間文芸賞、11年『風景』で泉鏡花文学賞を受賞。06年に文化勲章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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