ありきたりの痛み
文春文庫 ひ27-1

幼いころ過ごした台湾の原風景、直木賞受賞作『流』のモデルになった祖父の思い出、サラリーマンになりたての頃の愚かな喧嘩、マエストロの資格を取るほど惚れ込んだテキーラ、そして、愛する本と音楽と映画のこと―。売れなかった時代も、受賞直後の狂騒の日々も、この人の姿勢は変わらない。作家の魂に触れるエッセイ集。

 

目次      

第1章 はじまりの風景(音楽が聴こえた日

ありきたりの痛み

サンタクロースの失敗 ほか)

第2章 銀幕にたぶらかされて(『実録・連合赤軍あさま山荘への道程』

『大いなる陰謀』

自己紹介 ほか)

第3章 孤独の雨(基本、ひとりぼっち 大学生への提言1

パーティが終わるとき 大学生への提言2

きっかけとしての旅 大学生への提言3 ほか)

 

著者紹介

東山 彰良 (ヒガシヤマ アキラ)  

1968年台湾生まれ。幼少期を台北で過ごした後、日本に移る。2003年、「このミステリーがすごい!」大賞銀賞・読者賞を受賞した『逃亡作法 TURD ON THE RUN』で作家デビュー。09年『路傍』で大藪春彦賞、15年『流』で直木賞、16年『罪の終わり』で中央公論文芸賞を受賞。17年に刊行した『僕が殺した人と僕を殺した人』では読売文学賞、渡辺淳一文学賞、織田作之助賞の3冠に輝く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

出版社:文藝春秋
ISBN:9784167912499
作者: 東山彰良