国も組織もガタがきて、何も頼れなくなった乱世の時代に、密かに甦る一冊の古典―それが「孟子」。個人が一人の人間として生きていかねばならないときに、なぜこの本が思い出され、読み返されるのか。かつて「孟子」は革命の書、変革の書として、為政者に恐れられた。禁断の書「孟子」を載せて日本に渡る船は、沈没するとまで言われたとい。なぜそれほどまでに、「孟子」は権力者に嫌われたのか。それは、民意を優先して革命を肯定する書だからだ。本書は佐久流に読みやすく、わかりやすく訳した、まったく新しい「孟子」入門!人生を改めて考え直したいすべての人の「救済の書」。
目次
序章 今なぜ『孟子』か?
第1章 心を見直す―こころは無限のフロンティア
第2章 人を育む―家庭と教育のありかた
第3章 社会と関わる―君が社会の主人公だ
第4章 政治を正す―王道政治の実現
第5章 世界を和す―世界平和への道
第6章 結語―誰もが世界を変えられる
付録
著者紹介
佐久 協 (サク ヤスシ)
1944年、東京都生まれ。慶応義塾大学文学部卒業後、同大学院で中国文学・国文学を専攻。大学院修了後、慶応義塾高校で教職に就き、国語・漢文・中国語などを教える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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